皆様、こんにちは。

 

日に日に寒さが増して朝起きるのが辛いオリバー不動産の宮武です。

 

実は私こう見えて、低血圧です。

 

かよわい女の子なので優しくしてください＞～＜

 

今日はお客様からご相談があった件をこんなこともあるんだなという感じで

 

ご紹介できればと思います。

 

先日、お客様から土地を滅茶苦茶多く持っており、ただ固定資産税を払うだけなので

 

タダでもいいから処分したいというご相談がございました。

 

太陽光用地や借地として貸し出すなど、いろいろ対応策は考えていたのですが

 

所有している土地で1件、他人の家（空家）の前に所有の土地があり

 

その家の方はその方所有の土地を通らないと、家に入れない

 

いわゆる私道を所有しているというものでした。

 

 

その建っている家の方（Ａさん）に売却できれば一番簡単で早い方法だったのですが

 

その建物の所有者の居場所がわからないという状況でした。

 

この場合、法務局に行き登記を取得すれば住所が記載されているので

 

その場所に行けばその人に会える可能性は高いのですが、残念ながら登記上の

 

住所もその建物になっており、登記を辿ってもわからない状況です。

 

次に行った方法がその方のご親戚等が近くにいれば会いに行き居場所を教えてもらう

 

という方法もあるのでそれも試したのですが、親族の方もどこにいるのかわからない

 

という回答。最後の手段で役場に行き、居場所を探してほしいという依頼をすると

 

その方の固定資産税納税通知書を送付している住所に、手紙を送るのですが

 

その手紙も宛先不明で返ってきます。

 

こうなった場合にどうしようも無い状況になった場合

 

最終手段で、Ａさんの親族に家庭裁判所あてに失踪宣告の申立書を

 

家庭裁判所に出してもらい、家庭裁判所から失踪宣告を受けることができると

 

失踪宣告を受けた日から7年を経過すると、Ａさんは死亡したものとみなされ

 

その親族の方が相続人になれます。これで、新しい相続人の方と売買契約をすれば

 

その土地をようやく売却できるようになります。

 

空家を放置して、固定資産税の支払いも滞納していると、最悪差し押さえという

 

ことにもなりかねないので、空家になった物件は早いうちに対処しましょう。

 

 

 

空家のご相談は、オリバー不動産でお待ちしております！！